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小型軽量でよくボケる、パンケーキレンズを解説

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カメラを始めたばかりの女性で、こういった悩みはお持ちではないですか?

  • ボケた背景にあこがれてカメラを買ったのに、付属のレンズでは思ったようにボケない。
  • カメラをバッグに入れたかったからコンパクトなミラーレスカメラを買ったのに、レンズが飛び出しすぎていて入らない。
  • もう一本レンズを追加で買ってみたいけど、どれも価格が高くてハードルが高い

カメラを持ち歩くのが億劫になるのは、カメラとレンズを合わせた時の大きさと重さが原因です。
また「新しいカメラを買えばスマホとは違った写真が撮れると思ったのに、そうでもなかった」とガッカリされる方も少なくありません。

そんな悩みを一気に解決できるのが、パンケーキレンズです。
今回は、とても魅力的なのにあまり馴染みの薄いパンケーキレンズに焦点を当てて解説していこうと思います。
これまでパッとしなかった被写体も、パンケーキレンズを使うだけで魅力的に写ること間違いなしです。

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パンケーキレンズとは

パンケーキレンズとは、単焦点レンズのひとつ。
レンズ本体が限りなく薄く作られたレンズのことで、見た目がパンケーキのように平たくなっていることから、パンケーキレンズ呼ばれています。

とにかく薄くて軽い

パンケーキレンズの一番の特徴は、その厚みです。
レンズ本体がとても薄く、ミラーレス一眼であれば、カメラ本体に取り付けたままでも女性の小さなバッグへ収納することができるほど。
もちろんミラーレス一眼だけでなく一眼レフにも取り付けることができますが、もともと小さく軽いミラーレス一眼との組み合わせは相性抜群です。

カメラが大きくて重いと外に持ち出すのが億劫になりがちですが、パンケーキレンズであればカメラの凹凸はほとんど無いので、カメラをスマホ感覚で気軽に持ち運べるようになるのがメリットですね。

とにかく背景がよくボケる

パンケーキレンズは一部を除いて、そのほとんどが単焦点レンズです。
単焦点レンズが何なのか分からない!という人のために、単焦点レンズを一言で説明するなら「ズームできない代わりにボケるレンズ」です。

街並みのスナップから人物のポートレート、小物の撮影に至るまで、背景をふわっとボカしてくれるので、カメラの腕がまだまだ未熟な初心者の方でも雰囲気ばっちりな写真が撮れます。

単焦点レンズの特徴やメリット・デメリットの詳しい解説はこちらの記事を参考にしてください。

手が届きやすい価格設定

5万円オーバーも当たり前の交換レンズは、カメラを始めたばかりの人にとって、かなりハードルが高い買い物です。
いま持っているレンズとの明確な違いさえも分からないのに、おいそれと出せる金額ではありません。

しかし、パンケーキレンズは小型・軽量化のために手振れ補正をあえて付けないなど、レンズ本体の設計がとてもシンプルです。
設計がシンプルということは開発コストが安く、開発コストが安いということは市場価格も安くできるということ。

実際、パンケーキレンズはそのほとんどが3万円以下で買えます。

交換レンズというのは、お気に入りの一本を買ってしまえば、あとは5年10年平気で使えます。
1か月5,000円の節約で半年もすれば買えてしまうのを考えると、そこまで高い買い物ではないと思いませんか?

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お手軽価格のパンケーキレンズ【メーカー別】

最後に、メーカー別で使えるパンケーキレンズを紹介します。
製品はすべて2017年末時点のものです。

キャノン

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キヤノンではメーカー純正で「EF-S24mm F2.8 STM」「EF-M22mm F2 STM」の2本のパンケーキレンズを販売しています。

EF-S24mm F2.8 STMはAPS-Cサイズの一眼レフ用、EF-M22mm F2 STMはミラーレス一眼用のレンズになっていて、キヤノンではメーカーが同じでも、カメラ本体の種類によってレンズが取り付けられないので、間違えて購入しないように注意してください。

ニコン

ニコンは純正、サードパーティ(カメラメーカー以外のレンズメーカー)ともに、パンケーキレンズはマニュアルフォーカスしかありませんでしたが、2017年末に待望のオートフォーカス対応パンケーキレンズがYongnuoというメーカーから発売されました。

ソニー

ペンタックス

パナソニック

オリンパス

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まとめ

カメラ・写真が楽しいと思える最初のきっかけは、ボケた背景の写真を撮ることだと思います。

手ごろな値段で、特に難しい技術も必要なく雰囲気ばっちりの写真を撮れて、持ち運びにも便利なパンケーキレンズは、まさにカメラ女子のためのレンズと言えそうですね。


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