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レンズの最短撮影距離を知る

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「最短撮影距離」というものと「ワーキングディスタンス」という言葉についてご存知ですか?
なんとなく聞いたことあるけど分からない、意味は一緒なんじゃないの?と思われる方も多いですが、実はまったく違うんです。

今回はこの2つのワードについて説明したいと思います。

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そもそも最短撮影距離って?

さて、一眼レフなどを使って撮影している時どうやって撮影していますか?
初心者の方ですとオートモードでオートフォーカスで自由に取っていると思いますが、
その撮影の中でなかなかピントが合ってくれずシャッターボタンを押してもシャッターが切れないなんて経験はありませんでしょうか?

実はそれは最短撮影距離よりも被写体に近づいてしまっているからなんです!

被写体に近づいてアップで撮ろうと思ってもこの最短撮影距離が長いとシャッターが切れなくなってしまうのです。

最短撮影距離というのは、被写体からカメラのイメージセンサー面までの距離のことをいい、カメラにセットしているレンズによって距離が決まります。
標準レンズは短めに、望遠レンズは長めに設定されていることが一般的で、もっとも距離が短いのがマクロレンズになっていて、この距離よりも近づいてしまうとピント合わずにシャッターが切れなくなってしまうのです。

分かり易くいうと、絵に向かって顔を近づけていくといずれピントがボケて見えなくなってしまいますよね。これと同じことがカメラに起きているのです。

撮影する時はこの距離を意識しておかないと、せっかくのシャッターチャンスを逃してしまう可能性がありますので注意しましょう。

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最短撮影距離はどこを見ればわかるのか

最短撮影距離はレンズによって様々設定されています。レンズの前面に表記がされていて、「0.25m」や「0.3m」などと表記されています。
「0.25m」は「25センチ」、「0.3m」は「30センチ」になります。また、「AF」を「MF」にしてピントを接近側に回し、その後ピントを動かさずに被写体に近づいてみてください。
するとピントが合う部分があると思います。そこがそのレンズの最短撮影距離になりますので、手持ちのレンズで試してみて体で覚えるようにしましょう。

また、イメージセンサーの場所ですが、○に線が書いてあるようなマークがカメラにある場合があります。そこがイメージセンサーの場所ですので覚えておくといいですね。
もしもマークがない場合は大体液晶パネルよりも少し前という感じで覚えておいてくださいね。

ワーキングディスタンスとは

さて、今度は「ワーキングディスタンス」について説明します。

ワーキングディスタンスとは被写体からレンズの先端までの距離のことをいい、単純に被写体からカメラまでの距離っていう感覚なので一番分かり易いかもしれませんね。
広角レンズが一番距離が短く、望遠レンズになると長くなります。風景などを撮影する人は特に気にする必要はないかもしれませんが、このワーキングディスタンスが大事になる撮影というのが「接写(マクロ撮影)」です。
接写をしようとするとき、被写体にグーンと近づきますよね。このワーキングディスタンスの距離が短くないとレンズが被写体にあたってしまい、思うように近づくことができません。

では、ワーキングディスタンスが短い広角レンズやマクロレンズを使って近づけばいいじゃないかと思われがちですが、そうすると今度は被写体にカメラの陰が写ってしまうのです。

望遠レンズだと被写体に影が入ってしまう心配はありませんが、最短撮影距離が長い為に被写体までの距離を詰めることができないため、接写ができなくなります。
影を隠そうとフラッシュをたいてしまうと、今度は被写体自体が暗くなってしまい、思うようにうまく撮れなくなってしまいます。

接写をうまく撮るためには最短撮影距離とワークディスタンスとの折り合いや、光の入り具合も考えて撮影しましょう。これを考えるのもカメラの面白さのひとつですね。

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まとめ

今回は最短撮影距離とワーキングディスタンスとの違いについてお話しました。

最短撮影距離が短い(シャッターが切れる距離が短い)、被写体までより近づける(ワーキングディスタンスが短い)と覚えてもらえると分かり易いかと思います。
また、ワーキングディスタンスが短いとおもいっきりボケ感が味わえるのも楽しみの一つです。
同じレンズでも等倍が違かったり、絞り値が違かったりと様々です。また、いくらワーキングディスタンスが短いものを使っていても、被写体に近づけない状況であれば意味がありません。
その場合は通常のマクロレンズではなく、望遠マクロレンズを使うと同じ等倍でワーキングディスタンスの問題も解決できますね。

カメラにはいろいろな組み合わせによって1枚が決まります。あれこれいろいろ試してみて満足のいく1枚を撮ってみてください。


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